小浦眼科

笑気は鎮静作用に加えて鎮痛作用を持っています。つまり、笑気吸入鎮静法(低濃度笑気ガス麻酔)を用いればリラックスすると共に痛みを感じにくくもなります。

「痛みをとるための局所麻酔が痛い」、手術に対する恐怖心や不安感、緊張感などで生じる、血圧が上昇したり、気分が悪くなったり…といった全身的な不快事項が、笑気を吸入させながら局所麻酔を行うと軽減されます。

笑気吸入鎮静法(低濃度笑気ガス麻酔)は、手術を受けられる患者さんの精神的なストレスを和らげ、さらに高濃度(70%以上)の酸素を一緒に投与するので治療の安全性を高めます。

①弱い鎮静・睡眠作用と鎮痛作用があります。

笑気は正式には亜酸化窒素(N2O)といい、吸入麻酔薬の一種です。

鎮静・睡眠作用と鎮痛作用を合わせて麻酔作用と呼びますが、笑気は弱い鎮静・睡眠作用と鎮静・睡眠作用と鎮静作用を持っているところが特徴です。

②効果の発現と消失は極めて速やかです。吸入させると速やかに効果を表し、中止すれば直ちに排泄されるという性質を持っています。吸入中止後数分で帰宅可能となります。

③呼吸器や循環器にほとんど影響を与えません。

呼吸器や循環器にほとんど影響を与えません。

④肝臓には負担をかけません。